ホーム › 読み物 › 十二か月の花と、札に込められた意味
月と花の対応
花札の「月」は、いまの暦ではなく、旧暦の季節感にもとづいています。そのため、いまの暦の月とは、ひと月ほどずれています。たとえば、3月の桜は、いまの暦では、4月ごろに咲く花です。
旧暦の月は、いまの暦より、およそ1か月前後、遅れて始まります。札の月と、花の季節がずれて感じられたら、このためです。
一覧
| 月 | 花 | 札 |
| 1月 | 松 | 松に鶴(光)・松に赤短・カス2枚 |
| 2月 | 梅 | 梅に鶯(タネ)・梅に赤短・カス2枚 |
| 3月 | 桜 | 桜に幕(光)・桜に赤短・カス2枚 |
| 4月 | 藤 | 藤にホトトギス(タネ)・藤に短冊・カス2枚 |
| 5月 | 菖蒲 | 菖蒲に八橋(タネ)・菖蒲に短冊・カス2枚 |
| 6月 | 牡丹 | 牡丹に蝶(タネ)・牡丹に青短・カス2枚 |
| 7月 | 萩 | 萩に猪(タネ)・萩に短冊・カス2枚 |
| 8月 | 芒 | 芒に月(光)・芒に雁(タネ)・カス2枚 |
| 9月 | 菊 | 菊に盃(タネ/カス)・菊に青短・カス2枚 |
| 10月 | 紅葉 | 紅葉に鹿(タネ)・紅葉に青短・カス2枚 |
| 11月 | 柳 | 柳に小野道風(光)・柳に燕(タネ)・柳に短冊・カス1枚 |
| 12月 | 桐 | 桐に鳳凰(光)・カス3枚 |
光・タネ・短冊・カスの区別は、はじめての花札で説明しています。札の絵をタップすると、大きな画像が開きます。
1月:松
正月の門松。長寿を表す鶴が描かれます。赤短には「あかよろし」の文字が入ります。

松に鶴光
新年の松に、長寿の鳥・鶴。赤い日輪を背にした、いちばんおめでたい光札です。

松に赤短タン
松に赤い短冊。「あかよろし」と書かれます。赤短(松・梅・桜)の1枚です。

松のカスカス
鳥・動物や短冊のない、松の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

松のカスカス
鳥・動物や短冊のない、松の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。
2月:梅
早春を告げる梅と鶯。赤短には、松と同じく「あかよろし」と書かれます。

梅に鶯タネ
梅の枝にとまる鶯。春の訪れを告げる、定番の取り合わせです。

梅に赤短タン
梅に赤い短冊。松と同じく「あかよろし」と書かれ、赤短の1枚です。

梅のカスカス
鳥・動物や短冊のない、梅の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

梅のカスカス
鳥・動物や短冊のない、梅の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。
3月:桜
お花見の幕が張られた桜。赤短には「みよしの」と書かれます。

桜に幕光
お花見の幕が張られた桜。「花見で一杯」の相方になる光札です。

桜に赤短タン
桜に赤い短冊。「みよしの」と書かれ、赤短の3枚目です。

桜のカスカス
鳥・動物や短冊のない、桜の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

桜のカスカス
鳥・動物や短冊のない、桜の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。
4月:藤
垂れ下がる藤の花と、初夏を告げるホトトギス。

藤にホトトギスタネ
垂れ下がる藤の花と、初夏を告げるホトトギス。

藤に短冊タン
藤に短冊。赤短にも青短にも入らない無地の短冊です。タンの枚数には数えます。

藤のカスカス
鳥・動物や短冊のない、藤の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

藤のカスカス
鳥・動物や短冊のない、藤の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。
5月:菖蒲
アヤメの花と、橋が八つに折れる「八橋」。端午の節句の頃の花です。

菖蒲に八橋タネ
アヤメの花と、橋が八つに折れる「八橋」の風景。古い物語の一場面を描いたものです。

菖蒲に短冊タン
菖蒲に短冊。赤短にも青短にも入らない無地の短冊です。

菖蒲のカスカス
鳥・動物や短冊のない、菖蒲の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

菖蒲のカスカス
鳥・動物や短冊のない、菖蒲の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。
6月:牡丹
「花の王」とも呼ばれる牡丹と、舞う蝶。

牡丹に蝶タネ
「花の王」とも呼ばれる牡丹に、舞う蝶。猪鹿蝶の「蝶」にあたります。

牡丹に青短タン
牡丹に青い短冊。青短(牡丹・菊・紅葉)の1枚です。

牡丹のカスカス
鳥・動物や短冊のない、牡丹の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

牡丹のカスカス
鳥・動物や短冊のない、牡丹の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。
7月:萩
秋の七草のひとつ、萩。野を駆ける猪が添えられます。

萩に猪タネ
秋の七草のひとつ、萩に、野を駆ける猪。猪鹿蝶の「猪」にあたります。

萩に短冊タン
萩に短冊。赤短にも青短にも入らない無地の短冊です。

萩のカスカス
鳥・動物や短冊のない、萩の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

萩のカスカス
鳥・動物や短冊のない、萩の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。
8月:芒
すすきの野に満月。お月見の頃の風景で、雁が渡っていきます。

芒に月光
すすきの野に浮かぶ満月。「月見で一杯」の相方になる光札です。

芒に雁タネ
月の空を渡っていく雁。秋の夜の風景です。

芒のカスカス
鳥・動物や短冊のない、芒の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

芒のカスカス
鳥・動物や短冊のない、芒の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。
9月:菊
重陽の節句は「菊の節句」。盃を傾けて長寿を祝います。

菊に盃タネ
菊の花に盃。長寿を祝う重陽の節句(菊の節句)にちなみます。タネとカスの両方に使え、「花見で一杯」「月見で一杯」の相方でもあります。

菊のカスカス
鳥・動物や短冊のない、菊の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

菊のカスカス
鳥・動物や短冊のない、菊の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。
10月:紅葉
色づく紅葉の下の鹿。見向きもしない鹿の姿から、「しかと(無視)」の語呂合わせで語られることもあります。

紅葉に鹿タネ
色づく紅葉と鹿。猪鹿蝶の「鹿」にあたります。

紅葉のカスカス
鳥・動物や短冊のない、紅葉の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

紅葉のカスカス
鳥・動物や短冊のない、紅葉の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。
11月:柳
雨の柳。平安時代の書家・小野道風が、柳に飛びつく蛙を見て発奮した故事にちなむ札です。

柳に小野道風光
雨の柳と、傘をさす人物。平安時代の書家・小野道風が、柳に飛びつく蛙を見て発奮した故事にちなみます。「雨」の札とも呼ばれ、三光には数えません。

柳に短冊タン
柳に短冊。赤短にも青短にも入らない無地の短冊です。

柳のカスカス
鳥・動物や短冊のない、柳の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。
12月:桐
桐の木に、瑞鳥の鳳凰。1年の締めくくりの札です。

桐に鳳凰光
桐の木に、めでたい鳥・鳳凰。1年の最後を飾る光札です。

桐のカスカス
鳥・動物や短冊のない、桐の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

桐のカスカス
鳥・動物や短冊のない、桐の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

桐のカスカス
鳥・動物や短冊のない、桐の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。
札の絵を、ゲームで見る
「こいこい」「花合わせ」では、これらの札を、花札のキャラクターたちと一緒に楽しめます。12か月に1人ずつ登場するキャラクター紹介もご覧ください。